コーチ選び

ゴルフレッスンは意味がないのか|噛み合わない理由を分けて考える

公開

レッスンを検討していると、「行っても変わらなかった」という声が目に入ります。一方で、教わってから景色が変わったという人もいます。評価がここまで割れるのは、レッスンという手段そのものの問題というより、受ける側の状況と教わる内容が噛み合っていたかどうかの差が大きいためです。噛み合わないまま終わると、時間も費用も結果に結びつきません。ここでは、その噛み合わなかったときに何が起きていたのかを分けて整理します。

「変わらなかった」には別々の原因が混じっている

レッスンが合わなかったという話をよく聞くと、中身はかなり違います。言われたことの意味が分からないまま終わった、内容は分かったが練習の時間が取れなかった、そもそも自分の目的とレッスンの狙いがずれていた。原因が違えば、次に取るべき手も変わります。

ひとまとめに「意味がない」と考えてしまうと、次に選ぶときも同じところでつまずきます。まず、自分の場合はどこで噛み合わなかったのかを切り分けるところから始めると、判断がしやすくなります。

以下では、噛み合わなかったときによく起きている状況を、目的の伝え方、練習の時間、コーチとの相性、判断した時期の4つに分けて見ていきます。自分に当てはまるものがどれかを探しながら読んでみてください。当てはまるものが見つかれば、次に何を変えればよいかもそこから決まります。

目的を伝えていなかった場合

ゴルフを習う目的は人によって違います。スコアをまとめたい、飛距離を伸ばしたい、コースで恥ずかしい思いをしたくない、体を痛めずに続けたい。同じ「うまくなりたい」でも、優先したいものが違えば、レッスンで取り組む内容も変わります。

この部分を伝えないまま始めると、コーチは一般的な順序で進めることになります。本人が今いちばん気にしている場所と、レッスンで扱う場所がずれたまま進み、終わってから「求めていたものと違った」と感じる、という形です。

ゴルフポートでは、コーチのプロフィールに得意分野やレッスンの進め方が書かれています。日程・内容の相談を受け付けているコーチであれば、予約を確定する前に、何を優先したいかを伝えて相談できます。

教わったことを試す時間がなかった場合

レッスンの時間内でできるのは、課題を見つけて、直し方の見当をつけるところまでです。その後に体が動きを覚えるかどうかは、レッスンの外の時間にかかっています。ここが空白のまま次のレッスンを迎えると、毎回同じところからやり直すことになります。

練習に行ける回数が少ないなら、回数が取れないこと自体を先に伝えておくと、限られた時間で何を優先するかという相談ができます。どのくらいの間隔で通うと続けやすいかは、頻度の記事で別に整理しているので、そちらを参照してください。

教わった内容を忘れてしまうという場合は、記録の残り方も関係します。ゴルフポートでは、レッスンで扱った内容がカルテとして残るため、次に練習場へ行くときに何を確かめる予定だったかを見返せます。頭の中だけで覚えておこうとするより、間が空いたときの立て直しがしやすくなります。

コーチとの相性が合わなかった場合

説明の仕方には個人差があります。感覚的な言葉で伝える人もいれば、体の動きを順番に分けて説明する人もいます。どちらが優れているという話ではなく、受け取る側との組み合わせの問題です。同じ内容でも、言葉が入ってくるかどうかで身につき方は変わります。

合わないと感じたまま通い続けると、質問しにくくなり、分からない部分がそのまま残ります。噛み合わなかった原因がここにある場合、同じ相手のもとで内容だけを変えても解消しにくく、教わる相手そのものを見直す話になります。

コーチの選び方と、合わないと感じたときに何を確かめるかは、コーチ選びの記事で視点ごとに整理しています。相性を事前に完全に見極めることはできないため、変えられる仕組みかどうかを先に確かめておくという考え方です。

短期間で判断してしまった場合

それまで無意識にできていた動きを新しい形に置き換えている途中は、体がどちらの動きを使うか定まらず、一時的に当たらなくなることがあります。この段階で「悪くなった」と受け取ると、変えかけた動きを元に戻すことになり、結果として何も変わらないまま終わります。

今どの段階にいるのかは、外から見ている人のほうが分かります。当たらなくなったときに、それが直している途中の状態なのか、方向がずれているのかを聞けると、続けるかどうかの判断がしやすくなります。

反対に、動きを大きく変えない方針で進めている場合もあります。どちらの進め方をしているのかが分かっていないと、変化が小さいことを停滞だと受け取ってしまいます。今どういう狙いで進めているのかは、レッスンの中で聞いておくと、途中経過の受け取り方が変わります。

受ける前に確かめておけること

レッスンが噛み合うかどうかは、受けてみないと分からない部分が残ります。それでも、事前に減らせる不確かさはあります。コーチの得意分野が自分の目的と合っているか、レッスンの進め方が自分に向いていそうか、レッスン料に何が含まれているか。これらはプロフィールとプランの記載から読み取れます。

レッスンを受ける施設の打席料やボール代、ゴルフ場のプレー費は、レッスン料とは別に現地で必要になる場合があります。予約の前にプランの記載を確かめておくと、受ける時点での想定と食い違いません。

また、予定が変わったときの条件は次のとおりです。ゴルフポートでは、通常のレッスンは開始の12時間前まで、ラウンドレッスンは24時間前までのキャンセルであれば全額返金されます。その期限を過ぎたキャンセルは、原則として返金の対象外です。また、ご予約の申込みはレッスン開始時刻まで受け付けており、当日の申込みも可能です。

よくある質問

Q. 一度レッスンを受けて合わなかったのですが、もう受けないほうがよいですか?

合わなかった原因がコーチとの相性にあったのか、目的の伝え方にあったのかで、次の選び方が変わります。ゴルフポートは単発で予約できるため、別のコーチを一度試してから判断することもできます。

Q. 独学とレッスンでは、何が違いますか?

動画や書籍で自分に合う手がかりを見つけられる方もいます。違いが出やすいのは、自分の感覚と実際の動きがずれている場面です。ずれ自体には自分で気づきにくいため、そこを外から見て切り分けてもらう用途では、コーチに見てもらう形が使いやすくなります。

Q. 何回くらい受ければ判断できますか?

回数で一律に決めるのは難しい部分です。ただ、教わった内容を練習で試し、その結果をまた見てもらうという往復が一度もできていない段階では、噛み合っているかどうかの判断材料が揃いにくくなります。

目的から探す

関連記事

記事一覧 →ゴルフ用語集 →よくある質問 →